ブレまくりフリーランスの私が見つけた自分らしく生きる術

こんにちは!登山好きピラティストレーナー・ライターのYukaです。

コロナ禍で神戸に移住したアラフォーの私は、このたび2度目の上京をしました。(なぜ、上京したのかを聞かれるので、また別記事でまとめたいと思います。)

ドイツ人のパートナーと遠距離になりましたが、ふたりでしっかり話し合い、納得した上で決めたことです。

とはいっても、東京に来るまでは不安だったり寂しさだったり、さまざまな感情があふれ出して目を腫らす日も多々ありました。

しかし実際に上京してみると、「自分らしく生きるってこういうことか」と、するっと腑に落ちてビックリしています。まだ1週間しか経っていないのですが(笑)。

それもこれも、30代前半の頃からずっと迷走しながらも自分探しをしてきたからだと思うんです。

今回は、人と自分を比べやすい競争社会を生きるフリーランスの私が見つけた「自分らしく生きる術」」をシェアしたいと思います。

Contents

小さなモヤっとを見逃さない

私は職業柄、身体のちょっとした違和感にすぐ気づきます。筋肉が硬直してるなとか、呼吸が浅くなってきたとか、ちょっとした不調も無視しません。

それと同じくらい大事にしているのが、心の感覚です。

具体的には、なんとなく気が重い感じとか、自分が自分でいられない感覚といった、言葉では言い表せないモヤっと感といいましょうか。

十分幸せはあるはずなのに目の前のことを存分に楽しめないときは、小さなモヤが隠れている可能性があります。

でも、忙しい時代を生きる私たちは、自分の心よりもやらないといけないことを優先し、毎日をなんとなく過ごしがち。

私自身、日々のレッスンや仕事の迫り来る納期、クライアントとのやりとり、家事にプライベートの諸々だけで1週間があっという間に過ぎ、「私が望む人生って?」と考える暇もなかった時期があります。

そう、私たちが心のモヤに気づくには、時間が必要です。ノートに自分の思考を書き出す時間、読書の時間、自然の中を歩く時間。

言いかえれば、自分を大切にする時間です。誰のためではなく、自分のための時間を作れば作るほど、心の微妙な変化に気づけるようになります。

暇な時間があると、どうしても不安になりがちなフリーランスですが、余った時間はやりたいことをやる最大のチャンス! 私も暇なときは「仕事がない…どうしよう」ではなく「自分のための時間が増えた!」と喜ぶようにしています。

心地よくない選択を減らす

人生は選択の連続だという言葉を聞くと、大きなことを想像しやすいと思います。

転職とか引越しとか、働き方を変えるなど、人生をがらっと変えるようなことなら、誰でも真剣に考えますよね。だけど、日常のこととなると、「今、私は何を食べたいのだろう?」というように深く考えることなく、惰性で決めていたりします。

日常の小さなことは、そこまで重要ではないと感じるからです。

しかし、私はある一件で、日常こそ一番大切にすべきだなと思ったことがあります。

2023年に大泣きするほどショックな出来事があり、「2024年は絶対いい年にしてやるぞー!」と意気込んでいたのですが、元旦早々に風邪を引き、高熱で寝込んでしまいました。

しかもその頃は、引っ越しをしたてでひとり暮らしだったので、フラフラしながら自分の世話をするだけで精一杯。

だけど、これがひとつの大きな転機となりました。病み上がりの中、整理整頓をガチで取り組み、ミニマリスト系の動画を見ながら、日常生活を徹底して整えていきました。

元々、健康志向で日常を大切にはしていたつもりでしたが、やりたくないことを頑張ったり、自分の身体よりも仕事を優先してしまったりする傾向はまだ残っていたんです。

2024年の前半は、自分にとって心地よくない選択を極力減らしていきました。

たとえば、疲れているときに無理やり料理をしたり、睡眠を後回しにして仕事をしたり、自分の用事があるのに誘いに乗ったりといった些細なことです。

頑張ればできてしまうけど、本音はしたくないことって誰にでもあると思うんですよ。でも、「ちゃんとした人間」でなければならないみたいな思考が邪魔をして、本音を無視してしまったりする。だから、無駄に疲れてしまうんですよね。

私も100%ではありませんが、自分の本音に従って日常を過ごすようになっただけで、心地いいと感じる日が増え、30代前半の頃よりもずっと楽に生きられるようになりました。

趣味に集中する時間を持つ

「好きなことを仕事にしよう」というフレーズをよく聞きますが、それを叶えた身としては、仕事以外の好きなことも大事にすべきだと思っています。

たとえ好きなことであっても、仕事は仕事なんですよね。仕事って自分のためでもあるけど、誰かのためですよね。でも仕事以外の好きなこと=趣味は、完全に自分のためであって、自分を喜ばせるためのものです。

コロナをきっかけに趣味のダンスから遠ざかってしまった私ですが、最近は2年ほど続けている登山がマイブーム。

誰かに認められるためにやっているわけではなく、ただ山が好きだから登っているだけです。

一般的な趣味とはいえないと思うけど、自分が楽しければそれでいい。趣味ってそういうものだから。

家にいる時間も好きですが、時間があると仕事関連のことをしてしまうので、定期的に登山をして遊ぶことだけに集中する日も作っています。

登山はご想像の通り、ハードなスポーツです。他のことを考える余裕なんてありません。でもその分、仕事脳からすぱっと離れられ、心のリフレッシュができるんですよね。

仕事とプライベートがごっちゃになりがちなフリーランスだからこそ、趣味を楽しむ時間を大切にしていく必要があると思っています。もちろん、心と身体の健康のために、会社員の方も絶対そうしたほうがいいです。

まとめ:ブレてもいいから前に進む

この記事を書いていて思い出したのが、学生時代の自己分析です。

あの頃は「なんでこんなことしなあかんのー」とやらされ感満載でしたが、フリーランスになってからは自己分析の嵐でした。

働き方も仕事の内容もすべて自分次第で決められる分、自分のことを理解していないと一気に人の言葉に流されて、出口のない迷路を行ったり来たりするようになります。

ただ、道に迷うことが悪いわけでないし、ブレブレなときもあっていいと思うんですね。

ブレブレだと感じていた私に、友人が言ってくれた言葉が印象に残っています。

色んなことに挑戦して、決断して、現在をあがきながらも、前に進む姿。私はもちろんだし、周りにいる人はたくさん勇気をもらっていると思う。

きっとブレている間に自分が見つかってくるし、ゆらゆらする時間も大切にしながら旅路を楽しんでいけたらいいですね。

Yuka(金田ゆか)
1986年生まれ、AB型、東京再上陸。ピラティストレーナー・ライター。フリーランスとして挑戦し続け、心身のバランスが崩れた経験から、働き方や暮らしを見直すようになる。「自分らしく、楽しく、楽に生きるには?」と常に探求中。働きすぎ、頑張りすぎな人に私の気づきを伝えていきたい。プライベートでは登山に夢中。低山から北アルプス、雪山登山まで。旅好きなドイツ人と遠距離恋愛中。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

Contents