登山初心者に必ず知ってほしい7つのこと。登山歴2年の私が語ってみた

登山するピラティストレーナーの女性

神戸在住、登山系ピラティストレーナーのYukaです。

本格的に登山を始めて約2年が経ちました。西日本の山々や北アルプスに登り、雪山登山にも挑戦し、少しずつですがステップアップしているところです。

これまでに、ガチの登山経験が豊富なドイツ人パートナーから色々教わったり、自分で調べたり、経験したりしてわかったことがたくさんあります。

私自身も初心者ですが、だからこそリアルな声が伝えられるかなと思い、ブログ記事に残すことにしました。

今日は、安全に登山するために初心者の方に必ず知ってほしい7つのことをお話しします。

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三種の神器を揃える

登山で必ず揃えるべき三種の神器は、以下の3つだと言われています。

  • 登山靴
  • ザック(リュック)
  • レインコート

私が一番最初に買った登山装備も登山靴です。実は、ランニング用のスニーカーで何度か低山を登ったことがあるのですが、土の上でずるっと滑って痛い思いをしました。

登山靴は「ローカット」「ミドルカット」「ハイカット」がありますが、これから本格的な登山をする場合は、足首をしっかりサポートする「ミドルカット」がいいかと思います。

私が初めて買った登山靴は「キャラバン」のミドルカットタイプです。好日山荘で試着し、店内を歩いてみて問題がなかったので買いましたが、今まで足が痛くなったことはありません。

しかし、雪山登山をする場合は、ハイカットでソールが硬いものに限られます。この前、初めてハイカットの登山靴を買ったのですが、足首が痛くなってしまい、それだけで疲労しました。

なので、雪がない道を歩く場合は、ミドルカットの登山靴がおすすめですが、店員さんに相談して足に合うものを選んでくださいね。

ザック(リュック)選びも慎重に行いましょう。私はモンベルの30Lのバックパックを買いました。使いやすさとサポート感は気に入っていますが、用途によっては容量が足りないと感じることもあります。

また、30Lのザックは日帰りの低山には大きすぎるので、軽い登山にはミレーのリュック「SUIU 16」を主に使っています。

デザインがおしゃれなのでデイリーユースもでき、ピラティスレッスンを教える日や荷物が多いときにも便利です。

レインウェアは頻繁に使うものではないですが、雨によって体が濡れて冷えてしまわないように、防水性・撥水性に優れた登山用のものを購入しましょう。機能はもちろん大事ですが、サイズ感も意外と重要です。

私はモンベルの定番レインジャケット「ストームクルーザー」のXSを購入したのですが、フリースの上から着ると、もこもこしすぎて歩きにくく、ストレスを感じました。

レインジャケットの機能性自体はいいのですが、サイズ感をもっと確認すべきだったなと思います。

特に寒い時期に登山することも考えている方は、厚着をした状態で試着することをおすすめします。

最低限のウェアも揃える

三種の神器を揃えれば大丈夫というわけではありません。自然の中では、何を着るかによって、身体への影響が大きく変わります。

登山したての頃は、ピラティス用の服を使用していました。スポーツ用なので速乾性はありますが、ときに汗冷えしてお腹が痛くなったり、風が強いときは寒く感じたり、不具合も多々ありました。

最初からすべてのウェアを揃えるのは費用もかさばりますが、一番下に着るインナーは登山用のものを使用したほうがいいです。私は通称「アミアミ」と呼ばれているミレーの「ドライナミックメッシュ タンクトップ」を使うようになってから、汗冷えしにくくなりました。

寒い時期に登る場合は、登山用のフリースやダウンなどの保温性があり、熱がこもらない素材のウェアも用意しておくといいと思います。

しかし、これも体感してみないと必要性を感じにくいので、比較的簡単に登れる低山を登ってみて、足りないものを揃えていくのがいいかもしれません。

私も一気にウェアや装備を買うのは難しかったので、登山のレベルがステップアップするごとに少しずつ買い足していきました。

ただし、インナーはそんなに高価でもないので、まず最初に準備しておいてほしい登山ウェアです。

必ず経験者と登る

今でこそ神戸や長野の山でソロ登山している私ですが、最初の1年くらいは登山経験が豊富なパートナーと必ず登るようにしていました。

登山慣れしていない初心者の人が、いきなりひとりで登るのは危険です。特に、気をつけたいのが道迷い。万が一、間違った道を進んでしまうと、時間をロスして日が暮れてしまったり、遭難したりする可能性まであります。

初心者の人が難易度の高い山を登ることはないと思いますが、たとえ低山であっても、山は山。登山道は平地とはまったくの別物なので、運動に慣れている方でも転倒のリスクがあります。

実際、私はピラティストレーナーで運動経験も長いですが、山道で転んだことは何度かあります。砂利道で足を滑らせたり、岩場で手を滑らせて膝を怪我したりなどです。

単独で登るときは、何かあったときに自分で対処しなければなりません。たくさんの経験を積むまでは、誰かと登るほうが安心して登山を楽しめると思います。

朝早くから登り始める

登りと下りでどのくらいの時間がかかるのかにもよりますが、朝早くから登山を開始して損はありません。特に気をつけたいのは、日没が早い秋や冬。

下山の時間が遅くなれば、途中であたりがどんどん暗くなり、気温も一気に下がります。もし日没後に下山することになれば、ヘッドライトをつけながら真っ暗の道を進まなければなりません。

私はパートナーと下山しているときに、夜の登山道を歩いたことがあります。真っ暗闇の山中は、山好きの私でもさすがに怖いなと感じました。

「山頂に11時までには着いたほうがいい」というのが私の体感です。もちろん可能な限り早く着けるとベストですけどね。

あとは、出発時間の決め方も重要です!

たとえば、登りに平均3時間くらいかかる場合、8時スタートではなく、初心者の人はプラス1時間と考え、7時には出発しましょう。

途中で小休憩したりお手洗いに行ったりすると、予定の時間より押すことがよくあるからです。「登山は予定していたよりも時間がかかる」と思っておくと、慌てて下山せずに済みます。

天気のいい日を選ぶ

雨や風が強い日は滑りやすく、身体も冷えやすくなります。おまけに眺望は悪く、真っ白で何も見えません。

危険な上に景色もイマイチなんて、悲しいですよね。それにほとんどの登山初心者の方は、装備が十分ではなく、悪天候に対応できる技術もありません。

「今日しか休みがないから」といって、悪天候の中、無理やり登山するのはやめておきましょう。

山の天気は変わりやすいと言われていますが、最近の登山用の天気予報はよく当たると感じます。直前まで予報をチェックして、少しでも怪しい天気の場合は山行を控えるのが無難です。

もちろん急に天気が悪くなることもあるので、撤退することも念頭に置きながら登りましょう。

地図アプリ必須

当然ですが、登山には地図が必須です。

「低山なら大丈夫だろう」と思われがちですが、私の経験では低山のほうが迷いやすいです。北アルプスなどの人気の山は、登山道がしっかり整理されていて、標識もたくさんあります。

一方で低山は地元住民も利用することから、わかりにくい分岐が多いです。登山初心者の人が地図もなしに歩けば、簡単に迷ってしまいます。

ただし、初心者には紙の地図はハードルが高いと思うので、スマホで使える地図アプリを活用しましょう。私はYAMAPしか使ったことがありませんが、初心者でも使いやすいアプリだと思います。

高山を登るときは、紙の地図も持っていくことが多いです。実際はアプリしか使わない場面がほとんどですが、スマホが使えなくなったときのために紙の地図もあると安心です。

食料は多めに持っていく

登山は想像以上にカロリー消費が激しいスポーツです。体重や歩いた距離、標高の高さにもよりますが、女性が日帰り登山した場合、たいてい1,000kcal以上消費します。

以下は、私が長野県の焼岳に日帰りで登ったときのYAMAPのデータです。

  • 消費カロリー:1,394kcal
  • 歩行距離:10km
  • 歩行時間:約6時間
  • のぼり:1,181m
  • くだり:1,002m

結構なカロリー消費量だと思いませんか?

朝食をしっかり食べたとしても、途中で朝食分のカロリーを消費し、山頂に着くまでにお腹が空いてしまいます。

エネルギー不足になると、身体が動かなくなり、回復までに時間がかかるそうです。エネルギー不足になることを、シャリバテといいます。

そのシャリバテを防ぐための食事が「行動食」と呼ばれるものです。行動食は昼食とは別に携帯し、エネルギー不足にならないようにこまめに摂取する食べ物です。

行動食はエネルギーとなる糖質を摂取できるお菓子やパン、おにぎり、プロテインバーなどが代表的です。行動中に飲みやすいゼリー飲料もおすすめ。

私がまだ登山ど素人だった頃、行動食が思った以上に足りず、空腹のまま動き続けた苦い記憶があります。それからは、準備の段階で「多すぎるかも?」と思うくらいの食料を持っていくようにしました。

お菓子やプロテインバーなら日持ちがするし、軽くてカロリーも高いので、余っても困ることはありません。途中で食事が足りなくなったらどうしようと不安になるよりは、たとえ荷物が多少重くなっても安心を選びたいものです。

登山中の行動食や食事については、また別の記事で詳しくお話ししますね。

Yuka(金田ゆか)
1986年生まれ、AB型、東京再上陸。ピラティストレーナー・ライター。フリーランスとして挑戦し続け、心身のバランスが崩れた経験から、働き方や暮らしを見直すようになる。「自分らしく、楽しく、楽に生きるには?」と常に探求中。働きすぎ、頑張りすぎな人に私の気づきを伝えていきたい。プライベートでは登山に夢中。低山から北アルプス、雪山登山まで。旅好きなドイツ人と遠距離恋愛中。
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